食べ物もどき


果糖ブドウ糖液糖
増粘多糖類
pH調整剤
酸化防止剤
香料
酸味料

頂戴しておきながら大変申し訳ないのですが、これはすでに食べものではなく、工業製品の"食べものもどき”。
食べものではないので私は食べないし、自然を破壊するので庭にも埋められない。コンポストの微生物にも与えられない。
ゴミゼロを日頃心がけてはいるけれど、残念ながらゴミとして処理するしか方法がない(私にしてみれば、レタスの一番外側や大根の尾っぽや人参や蕪の根元を平気でゴミ箱に捨てる行為の方が遥かに心が痛む)。

もはやこれらの添加物は当たり前になってしまい、注意を払う人はごく僅かしかいない。
しかし、なぜ砂糖ではなく果糖ブドウ糖液糖(high-fructose corn syrup)を使うのか、pH調整剤や酸化防止剤の原料は何かなど少しでも調べれば、このような食品を買おうとは二度と思わないだろう。

国が許可している添加物だから安全?
残念ながら日本は名誉ある食料廃棄率世界一に加え、食品添加物大国でもある。
例によって「ただちに問題はない」から誰もすぐには死なないけれど、医学は目指しい発達を遂げているにも関わらずこれだけ病が蔓延しているのは、数ある要因の一つに食の問題があるのが明白だろう。

あるいはもっと単純に考えてみるといい。
酸味料は果物のように酸っぱく見せかけるため。
香料は果物の香りがするように見せかけるため。
そんな「だましの技術」「もどき製造技術」を科学の進歩と讃えることに消費者は違和感を持つべきである。

合成保存料を添加して賞味期限を長くするのは、経済効率のため。
人の健康よりも、経済が優先される社会。

私が誰かのために食事を作るとき真っ先に考えるのは、食べたものがその人の体も精神も創り上げるということ。
私が食を通して他者の在り方に関われることには喜びと同時に、重大な責任を負っているという覚悟も当然ある。