先週になって非常事態宣言が全国に拡大されました。
いよいよ日本中が外出自粛に向かいます。
仕事ができなくなるのは辛いことですが、一方で休息にもなりますね。
これまで何十年も働きすぎだった日本人。
ようやく立ち止まって考える時間ができました。
しかし食べることだけは人間、生命維持のためにやめることができません。
なるべくお買い物に出かけなくて済む食事に、皆さんこれから頭を悩ませることでしょう。

今回ご紹介する、この「ひじきと牛蒡のきんぴらちらし」。
・少ない材料
・備蓄食品
・分量適当でOK
・超簡単
・作り置きができる
と、コロナ時代の今にもってこいレシピです。

決め手は、大葉と生姜です。
そして、生の葉野菜。

牛蒡も生姜も冷蔵庫の中で長持ちする野菜なので、ぜひ備蓄をお勧めします。
大葉のような薬味は、小さなプランターでいいので苗を手に入れておうちで育ててみてください。
薬味は少量で充分だし、買うと高いし、欲しい時にさっと使えるプランター栽培が断然お勧めです。

葉物は小松菜でもニラでもレタスでも、あるものでいいです。
サラダ代わりだけど、ドレッシングなしでご飯と一緒に食べる生野菜って美味しいんです。
東南アジアのご飯ものも、ハーブ野菜たっぷりですね。

ちなみにひじきは祝島産の生ひじきを使いました。
祝島の生産物を買うことは、自然を守るために原発と戦う島民の皆さんを応援することにつながります。

https://hartland.jp/hijiki.html

ちなみにこの料理は、大人気の料理研究家・脇雅世先生がの呼びかけでスタートした「料理リレー」のために考案しました。
「料理リレー」とは、「食」の仕事にかかわる皆様が、身近な食材で、おうちで楽しめるお料理を紹介し、リレー方式でバトンを繋いでいくという企画です。
以下、

■発起人・脇雅世先生からのメッセージ
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世界中が危機感であふれている毎日です。
今週末は外出自粛という事でおうちで過ごす時間が長くなりました。
こんな時に皆さんと料理でつながることができたらと思い「料理リレー」を試みたいと思います。
いつもお家にある材料で簡単に作れる一品を紹介します。わざわざ買い物に出なくても済む、料理作りのヒントになれば幸いです。
次の料理家の友人2人に思いを込めてバトンをつなぎます。料理を生業とする私達から、ご覧いただいた皆さんがハッピーになることを願って。

2020.3.29
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