花屋さんで見つけた、無農薬栽培のバタフライピーの花。
食料品店ではなく花屋さん、というのがまたいい。
この花屋さんは、無農薬へのこだわりを大切にしておられます。
観賞用の花だって、無農薬がいい。
地球を汚さないから。
それにしても、この鮮やかな青色。
「え? 食べて大丈夫なの?」と、つい反射的に思ってしまいますよね。
植物は、虫や動物、微生物から身を守るために「フィトケミカル」と呼ばれる化学物質をつくります。
この青の色素もフィトケミカルの一つで、アントシアニンの色。
アントシアニンは、脂肪の吸収を抑えたり、食後血糖の上昇をゆるやかにしたり、老化を防止したりと、うれしい働きが多い成分として知られています。
ただ、フィトケミカルには、人間にとって有益なものもあれば、毒になるものもある。
つまり、それ自体に「良い」「悪い」が最初から決まっているわけではないのです。
たとえばトリカブト。人間には有害でも、自然界ではそれもまた一つの役割を持って調和の中に生きています。
けれど人間は、自分たちにとって害だと判断すると、「根こそぎ」「一掃」「撲滅」しようとしがちです。
一つの種を消せば、生態系のバランスは崩れ、別の不都合が生まれる。
人間のエゴが地球を疲弊させてきたのだとしたら。
これからは、私たち一人ひとりが、自然に対してもっと謙虚に生きていきたいものです。
※バタフライピー自体はほぼ無味無臭なので、サラダボウルにニンニクをこすりつけ、オリーブオイル、レモン、塩、ブラックペッパーで和えてほのかな風味を加えています。色だけでなく、柿の甘さがアクセント。