都市農業

コロナウィルス禍によるトイレットペーパーの買い占め騒ぎが収まりつつあると思ったら、今度は食品がどんどん店頭から消えていってるそうですね。

こんなにも多くの人々が不安になるのなら、それは国の対応の不味さあって、または転売屋が悪いのであって。
不安に駆られて買いに走る人を情弱と批判するのも心が痛みます。

しかしこうして非常事態に晒されると、食が私達の生活で一番切実なのがわかりますね。
いくらお金があっても、食べ物が買えなくなったらどうしようもない。

一方で農に携わっている人々は、そんな心配はいりません。
本来の人間の姿ですから。

とりあえず庭がある人は適当にタネ撒いておけば何がしか生えてくるので、試してみては。

我が家は残念ながら集合住宅住まいなので、植木鉢で。

ケールは冬でもワサワサと葉を茂らせてくれて、サラダに重宝しました(うちは青虫と共存してるので、時々丸裸になります笑)。

一昨年、自家採取したコリアンダーのタネがこの植木鉢にも飛び散ったらしく、今頃になって芽を出しています。

またちょうどスペースの空いているところに上手く芽を出すこと。 

自然は驚異。

このコリアンダーを、青虫は食べません。
うまくしたもので、私達は大好き。
好き嫌いが、実は多様性のある共存社会において重要なファクターであることがよくわかります。

虫も取らない私はこれ以上はないという緩い農実践者ですが、少しだけ気合を入れれば都会暮らしでも充分に食べものが作れますよ。

収穫がまた楽しい。

別に100%自給自足せよ!というわけじゃなし。

採れすぎたら近所にお裾分け。

少し生活もスローペースなったこの機会に、かつての人々のように暮らしてみてもいいのでは。

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